3.PDFへの変換ボタンを作る

仕事効率化

エクセルで作成した書類をPDFに変換することがよくある場合は「PDF変換ボタン」を作ると便利です。

PDFにするためによくやるのが下の①か②が多いかと思います。

①印刷→プリンターを「Microsoft Print to PDF」にして印刷→ファイル名とファイルの保存場所を入力

②「ファイル」タブからエクスポートを選択→ファイル名とファイルの保存場所を入力

どちらもたまにやるならいいですが、頻度が多いならPDF変換ボタンをあらかじめ作っておくと便利です。

今回はエクセルで作成した資料に対して、次の3つことをワンクリックで行うボタンの作り方の記事になります。

①PDFに変換
②PDFの名前は「シート名.pdf」で作成
③使用しているエクセルファイルと同じフォルダにPDFファイルを保存

↓の請求書にPDF変換ボタンを配置してみます。

まずは「開発」タブの「挿入」ボタンを押してActiveXコントロールの「コマンドボタン」を選択します。

ボタンを描くモードになるので、図形の四角を描く要領で、好きな場所に配置します。

(印刷範囲外のほうが邪魔にならなくて良いと思います。)

ボタンが配置されました。

ボタンの外見が「CommandButton1」となっているのでわかりやすいものに変えたいと思います。

開発タブの「プロパティ」を押します。

プロパティの画面が出たらお好みでボタンの外見を編集をします。

よく使うのは色やフォントだと思うので、下の項目を中心に好きなようにアレンジしてみてください。

今回ボタンの外見は下のようにしました。

(オブジェクト名)を「PDFButton」にしていますが、マクロを複数作らないならそのままで良いです。マクロを沢山作ると後々混乱しやすいので名前を変えたりします。

次にボタンに機能を持たせていきます。

開発タブの「デザインモード」ボタンが押されている状態で、作成したボタンをダブルクリックするとVBA編集画面が開きます。

ここの「Private Sub ~」と「End Sub」の間に↓のコードをコピペします。

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ActiveSheet.ExportAsFixedFormat Type:=xlTypePDF, _
Filename:=ThisWorkbook.Path & “\” & ActiveSheet.Name & “.pdf”

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入力したら上書き保存してVBA編集画面を閉じます。

開発タブの「デザインモード」ボタンを押してデザインモードを解除したら完成です。

試しに新しく作ったボタンを押してみましょう。

ボタンを押して、このエクセルが保存されているフォルダを見ると・・・

エクセルのシート名と同じ名前のPDFが作られました。

PDFの名前をシート名とは違う特定の決まった名前にしたい場合は↓のようにコードを変更します。

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ActiveSheet.ExportAsFixedFormat Type:=xlTypePDF, _
Filename:=ThisWorkbook.Path & “\” & “任意の名前” & “.pdf”

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赤文字にした部分を好きな名前にして”(ダブルクオーテーション)で囲みます。

今回は以上です。もしよかったら参考にしてみてください。

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